大森重光(読み)おおもり しげみつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大森重光」の解説

大森重光 おおもり-しげみつ

1696-1726* 江戸時代中期の装剣金工。
元禄(げんろく)9年生まれ。江戸浅草にすみ,奈良派の市兵衛に師事したとも,初代土屋安親にまなんだともいわれる。家系から甥(おい)の英昌(てるまさ)をはじめ英秀(てるひで),英満(てるみつ)らの名匠が輩出し,大森派の祖とされる。早世のため作品はすくない。享保(きょうほう)10年12月死去。30歳。通称は文四郎,のち四郎右衛門。号は金竜峰。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android