大樋長左衛門(初代)(読み)おおひ ちょうざえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大樋長左衛門(初代)」の解説

大樋長左衛門(初代) おおひ-ちょうざえもん

1630-1712 江戸時代前期の陶工
寛永7年生まれ。大樋焼創始者。京都にでて楽一入(らく-いちにゅう)に楽焼をまなぶ。寛文6年加賀金沢藩主前田綱紀(つなのり)の招きにより,裏千家4代千宗室とともに金沢にゆき,大樋町に窯をひらいた。作品は茶褐色飴釉(あめぐすり)を特色とする。正徳(しょうとく)2年1月21日死去。83歳。河内(かわち)(大阪府)出身本姓土師(はじ)。初名は長二。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例