大蔵庄左衛門(読み)おおくら しょうざえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大蔵庄左衛門」の解説

大蔵庄左衛門 おおくら-しょうざえもん

1590-1665 江戸時代前期の能役者シテ方。
天正(てんしょう)18年生まれ。金春安照(こんぱる-やすてる)の3男。能役者から武士となった大蔵藤十郎(のちの大久保長安)の養子にはいり,慶長9年大蔵大夫の名跡再興。金春流別家の大蔵庄左衛門家初代となった。寛文5年2月24日死去。76歳。名は氏紀(うじたみ)。法名は休岸。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android