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金春安照 こんぱる やすてる

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

金春安照 こんぱる-やすてる

1549-1621 織豊-江戸時代前期の能役者シテ方。
天文(てんぶん)18年生まれ。金春喜勝(よしかつ)の次男。金春流宗家62代。豊臣秀吉の能指南役をつとめ,絶大な庇護をうける。慶長元年大和(奈良県)で500石の知行をえる。徳川家康の愛顧もうけ,金春座繁栄の基礎をきずいた。元和(げんな)7年8月21日死去。73歳。通称は八郎。法名は禅曲。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

金春安照

没年:元和7.8.21(1621.10.6)
生年:天文18(1549)
安土桃山・江戸初期の能楽師。通称八郎,法名は誰庵禅曲。父は5代金春大夫喜勝。天正13(1585)年ごろ,豊臣秀吉の弟である羽柴秀長を通して豊臣氏と関係を持つようになり,能に耽溺した秀吉の能指南役を務める。「セイヒクシ,悪キ男也」(『四座役者目録』)という肉体的悪条件を安定した地道な演技でカバーして大いに活躍する。安照は秀吉自身が能のシテとなる場合にはツレ役を務めることが多く,また,いわゆる「太閤能」十番の節付を命ぜられるなど,秀吉の絶大な庇護の下で金春座繁栄の基盤を作りあげた。<参考文献>『金春安照伝書集』(『能楽資料集成』9巻)

(石井倫子)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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