太空(読み)たいくう

普及版 字通 「太空」の読み・字形・画数・意味

【太空】たいくう

大空。宋・軾〔喜雨亭記〕一雨三日、(こ)れ誰(たれ)の力ぞ。~之れを天子に歸す。天子曰く、然らずと。之れを物に歸す。物自ら以て功と爲さず。之れを太に歸す。太冥冥として、得て名づくべからず。吾(われ)以て吾が亭に名づく。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「太空」の解説

太空 たいくう

1375-1439 室町時代の僧。
永和元=天授元年生まれ。時宗。相模(さがみ)(神奈川県)清浄光寺(遊行寺)の自空の弟子。応永19年遊行上人を相続し,各地布教。24年同寺をつぐ。翌年,上杉禅秀の乱の戦死者のために敵御方供養塔を境内にたてた。永享11年11月14日死去。65歳。駿河(するが)(静岡県)出身。初名は尊慶。号は弥阿。

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