安田章生(読み)やすだ あやお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安田章生」の解説

安田章生 やすだ-あやお

1917-1979 昭和時代後期の歌人,国文学者。
大正6年3月24日生まれ。安田青風長男。昭和21年父と「白珠(しらたま)」を創刊。知的叙情をとなえ,中世和歌の精神を実作にいかそうとつとめる。樟蔭女子大教授,甲南大教授を歴任。53年「心の色」で短歌研究賞。昭和54年2月13日死去。61歳。兵庫県出身。東京帝大卒。歌集に「表情」,著作に「日本詩歌の正統」など。
格言など】おのづからこころ閑(しづ)かに生きゆけば病ひある身は日月(じつげつ)長し(「安田章生全歌集」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android