小倉源五右衛門(読み)おぐら げんごえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小倉源五右衛門」の解説

小倉源五右衛門 おぐら-げんごえもん

1816-1865 幕末武士
文化13年生まれ。長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)藩士。藩主毛利敬親(たかちか)の小姓役,目付役などをへて,第1次幕長戦争後に成立した守旧派(俗論派)政権の用談役となる。元治(げんじ)2年急進派(正義派)との内戦に敗れて捕らえられ,慶応元年閏(うるう)5月29日護送中に自刃(じじん)した。50歳。名は実美。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android