小野務(読み)おのつとむ

精選版 日本国語大辞典 「小野務」の意味・読み・例文・類語

おの‐つとむ【小野務】

江戸末期の桂園派歌人。号、蘇庵。備中に生まれる。著「柿園拾葉」「詠中百首」「蘇庵和文」など。安政元年(一八五四)没。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小野務」の解説

小野務 おの-つとむ

1787-1854 江戸時代後期の歌人。
天明7年6月6日生まれ。小野櫟翁(れきおう)の子。豪農の家に生まれ,丹波亀山藩(京都府)の勘定方をつとめた。漢詩頼山陽,菅茶山,和歌木下幸文(たかふみ),香川景樹にまなんだ。嘉永(かえい)7年1月27日死去。68歳。備中(びっちゅう)(岡山県)出身。字(あざな)は孝卿,伯本。通称は本太郎。号は蘇庵,柿園など。著作に「詠史和歌百首」「柿園拾葉」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android