小野櫟翁(読み)おの れきおう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小野櫟翁」の解説

小野櫟翁 おの-れきおう

1759-1816 江戸時代中期-後期歌人
宝暦9年生まれ。生家代々の豪農で,丹波亀山藩(京都府)の御用達をつとめた。西山拙斎儒学を,澄月(ちょうげつ),慈延,小沢蘆庵(ろあん)に和歌をまなんだ。同郷の歌人木下幸文(たかふみ)を援助した。文化13年7月5日死去。58歳。備中(びっちゅう)(岡山県)出身。名は方(まさる)。字(あざな)は仲直。通称は猶吉。別号に玄暢,移山亭。歌集に「櫟翁歌集」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android