御射山(読み)みさやま

百科事典マイペディア 「御射山」の意味・わかりやすい解説

御射山【みさやま】

長野県中部,霧ヶ峰高原にある祭儀・競技場遺跡。くぼ地を囲む三方斜面に階段状の桟敷(さじき)があり,鉄鏃(てつぞく),馬具土師(はじ)器などが出土。平安・鎌倉期に諏訪(すわ)大社下社の神事小笠懸などの武技が行われた。なお八ヶ岳南麓にも御射山という地があり,上社御射山祭を伝える。
→関連項目霧ヶ峰

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