精選版 日本国語大辞典 「思分」の意味・読み・例文・類語
おもい‐わ・く おもひ‥【思分】
[1] 〘他カ四〙 物事に対して適正な理解や判断をする。分別する。また、違いなどを見分ける。識別する。差別する。
[2] 〘他カ下二〙 ⇒おもいわける(思分)
おもい‐わ・ける おもひ‥【思分】
〘他カ下一〙 おもひわ・く 〘他カ下二〙 =おもいわく(思分)(一)
おもい‐わか・る おもひ‥【思分】
〘自ラ下二〙 物事に対して適正な判断がつく。
※蜻蛉(974頃)中「いと苦しきを、うち休めば、ともかくも思ひわかれず、ただ涙ぞこぼるる」
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