明日香村法(読み)アスカムラホウ

デジタル大辞泉 「明日香村法」の意味・読み・例文・類語

あすかむら‐ほう〔‐ハフ〕【明日香村法】

《「明日香村における歴史的風土の保存及び生活環境の整備等に関する特別措置法」の略称明日香村全域に高松塚古墳をはじめとする重要な歴史的文化遺産が多数集積していることから、地域住民の生活と調和を図りながら歴史的風土を保存するため、昭和55年(1980)に制定された。村全域が歴史的風土保存地区に指定され、現状の変更が規制・抑制される一方、明日香村整備計画に基づく事業は国庫補助率の特例が認められている。同法制定以前は、古都保存法に基づいて歴史的風土保存区域および歴史的風土特別保存地区に指定されていた。明日香保存法

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android