晩霞(読み)バンカ

デジタル大辞泉 「晩霞」の意味・読み・例文・類語

ばん‐か【晩×霞】

夕方に立つかすみ。夕がすみ。 春》
夕焼け

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「晩霞」の意味・読み・例文・類語

ばん‐か【晩霞】

〘名〙
① 夕方にたつかすみ。夕がすみ。暮霞
※本朝無題詩(1162‐64頃)三・紅梅花下命飲〈大江佐国〉「下若味濃酌晩霞」 〔盧思道‐贈別司馬幼之南聘詩〕
② 夕焼け。
※詩聖堂詩集‐初編(1810)五・烟花戯「漠漠江天収晩霞、炮声一響駭栖鴉」 〔盧照鄰‐長安古意詩〕

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普及版 字通 「晩霞」の読み・字形・画数・意味

【晩霞】ばんか

夕映え。隋・盧思道〔司馬幼の南聘せらるるに贈別す〕詩 幽人離別を重んじ 握手征行る 霞、極浦び 景、長亭を照らす

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