椎名道三(読み)しいな どうさん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「椎名道三」の解説

椎名道三 しいな-どうさん

1790-1858 江戸時代後期の新田開発者。
寛政2年生まれ。測量土木技術にすぐれ,天保(てんぽう)8年(1837)加賀金沢藩の新田裁許列新開勢子役となる。黒部峡谷から水路を開削し,布施山開,室山野開などをひらく。生涯に1200haの新田を開拓した。安政5年5月5日死去。69歳。越中(富山県)出身本姓は宝田。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例