玄虚(読み)げんきよ

普及版 字通 「玄虚」の読み・字形・画数・意味

【玄虚】げんきよ

奥深い道。老荘の説。〔韓非子、解老〕人其の玄、其の行を用ひ、強ひて之れに字(なづ)けてと曰ふ。然れども論ずべし。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「玄虚」の解説

玄虚 げんきょ

?-? 平安時代前期の僧。
貞観(じょうがん)15年(873)作と推定される「広隆寺縁起資財帳」(国宝)に大別当とあり,仏鉢(ぶつぱつ)・経台・香炉花瓶などの法具類を奉納している。寛平(かんぴょう)元年(889)から5年の間につくられた「広隆寺資財交替実録帳」(国宝)にはすでに故人としるされている。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例