甲良(読み)こうら

精選版 日本国語大辞典 「甲良」の意味・読み・例文・類語

こうら カフラ【甲良】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

改訂新版 世界大百科事典 「甲良」の意味・わかりやすい解説

甲良[町] (こうら)

滋賀県中東部,犬上郡の町。人口7500(2010)。琵琶湖鈴鹿山脈の間に位置し,犬上川南岸の扇状地を占め,町域の7割が水田である。西部を近江鉄道線が通り,尼子駅がある。稲作を中心とする農業が主産業で,近世以来一ノ井の灌漑水路の開発や山麓部の溜池などの造成が進められてきた。1946年に犬上ダムが完成し,水利問題は解決した。また合成繊維を中心とする工業も盛んで,第2次産業人口が総人口の5割を占める。国宝本堂三重塔をもつ西明寺甲良神社など古社寺が多い。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android