苜蓿(読み)モクシュク

デジタル大辞泉 「苜蓿」の意味・読み・例文・類語

もく‐しゅく【××蓿】

ウマゴヤシ別名 春》「―の焼跡蔽ふことをせず/波郷

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精選版 日本国語大辞典 「苜蓿」の意味・読み・例文・類語

もく‐しゅく【苜蓿】

〘名〙 植物「うまごやし(馬肥)」の誤用漢名。正しくは、「むらさきうまごやし(紫馬肥)」の漢名。《季・春》
※翰林葫蘆集(1518頃)三・画馬「駑駘肉重芻三品、贈以春風苜蓿花」 〔李商隠茂陵

おおい おほひ【苜蓿】

〘名〙 植物「うまごやし(馬肥)」の古名。〔十巻本和名抄(934頃)〕

おおい‐の‐み おほひ‥【苜蓿】

〘名〙 植物「うまごやし(馬肥)」の古名。〔本草和名(918頃)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「苜蓿」の解説

苜蓿 (ウマゴヤシ・モクシュク)

学名Medicago polymorpha
植物。マメ科越年草

苜蓿 (モクシク)

植物。マメ科の多年草,薬用植物。シロツメクサ別称

苜蓿 (モクシュク)

植物。マメ科の多年草。ムラサキウマゴヤシの別称

苜蓿 (ウマゴヤシ)

植物。キク科の越年草。ノゲシの別称

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世界大百科事典(旧版)内の苜蓿の言及

【豆】より

…歴史的に有名なエピソードは,前2世紀,前漢の武帝のとき,中央アジアに住む匈奴(きようど)を東西から挟み撃ちにするため,月氏国へ派遣された張騫(ちようけん)が月氏国からもちかえったものの中に,アルファルファがあったことである。アルファルファは中国名で苜蓿(もくしゆく)といわれ,西南アジアと同じく乾燥地帯である中国北部に,その後長く栽培された。もちろん,家畜とくに馬の飼料としてであるが,ときに人間の食糧にもなった。…

※「苜蓿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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