デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「菅原克己」の解説 菅原克己 すがわら-かつみ 1911-1988 昭和時代の詩人。明治44年1月22日生まれ。第二次大戦前・後を通じて共産党で活動するかたわら(のち離党),詩作をつづける。昭和26年「手」を発表。室生犀星(むろう-さいせい)の影響をうけ,人間愛にみちた作風で知られた。新日本文学会会員。日本文学学校副校長。昭和63年3月31日死去。77歳。宮城県出身。日本美術学校中退。詩集はほかに「日の底」「陽の扉」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例