藤原有蔭(読み)ふじわらの ありかげ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原有蔭」の解説

藤原有蔭 ふじわらの-ありかげ

824-886* 平安時代前期の官吏
天長元年生まれ。南家藤原雄友(おとも)の曾孫(そうそん)。仁寿(にんじゅ)元年大宰少監(だざいのしょうげん)のとき,唐(中国)にわたる船待ち中の円珍に糧食の世話をした。肥前守(ひぜんのかみ),民部少輔(みんぶのしょう)などを歴任。清和上皇死去のとき近江(おうみ)逢坂(おうさか)の関の固関使(こげんし)をつとめる。のち左少弁,従四位下。仁和(にんな)元年12月死去。62歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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