言語遊戯の一種。周知の諺(ことわざ)や成句などを踏まえながら、音の似通った別のことばをあてて、違った意味を表すもので、「下戸に御飯」(←猫に小判)、「焼いた肴(さかな)になぜつま付けぬ」(←咲いた桜になぜ駒(こま)つなぐ)などといったたぐいのものをさす。一種の「もじり」であるが、その際、一字・一語の対応はかならずしも重要ではなく、全体としてのことばの調子・続きぐあい(=語呂)から、下敷きとなった文句がおのずと想起されてくるというところに、語呂合せの特徴がある。「九月朔日(ついたち)命は惜しし」(←ふぐは食いたし命は惜しし)、「おそめ久松ひろいよで狭い」(←遠州浜松広いよで狭い)などは、その意味でもっとも代表的なものである。
[尾上圭介]
自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...
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