道徳科学(読み)ドウトクカガク

デジタル大辞泉 「道徳科学」の意味・読み・例文・類語

どうとく‐かがく〔ダウトククワガク〕【道徳科学】

《〈フランスscience des mœurs道徳的規範・義務・権利など道徳意識内容社会的事実とみて実証的に研究し、その法則性を知ろうとする科学。フランスの社会学者レビ=ブリュール提唱

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「道徳科学」の意味・読み・例文・類語

どうとく‐かがく ダウトククヮガク【道徳科学】

〘名〙 (science des mœurs の訳語) 社会学の一つ。道徳意識の内容を客観的な社会的事実と認め、他の社会的事実と関連・対比することにより、その法則を知ろうとする科学。道徳の社会的規範・義務・権利などがその対象となる。フランスの社会学者、レビィ=ブリュールの唱えたもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報