コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

フォントネル フォントネル Fontenelle, Bernard le Bovier de

6件 の用語解説(フォントネルの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フォントネル
フォントネル
Fontenelle, Bernard le Bovier de

[生]1657.2.11. ルーアン
[没]1757.1.9. パリ
フランス思想家,劇作家。イエズス会の学校で法律を学んだのち,叔父のトマ・コルネイユが編集していた雑誌に詩を発表 (1677) して文学への第一歩を踏み出したが,『プシシェ』 Psyché (1679) など初期の劇作は不成功に終わった。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

フォントネル(Bernard Le Bovier de Fontenelle)

[1657~1757]フランスの文人・思想家。コルネイユの甥(おい)。啓蒙思想の先駆者。「複数世界についての対話」でコペルニクスの学説を平易に解説したほか、新旧論争では近代派を擁護して科学や文学における進歩を説いた。著「神託の歴史」など。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

フォントネル

フランスの哲学者,文学者。アカデミー・フランセーズ,アカデミー・デ・シアンス会員。コルネイユの甥。〈新旧論争〉では近代派の論客。《新・死者たちの対話》(1683年),《世界の複数性に関する対話》(1686年),《神託の歴史》(1687年)などで一貫して近代的科学精神を鼓吹,その普及に努めた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

フォントネル【Bernard Le Bovier de Fontenelle】

1657‐1757
フランスの哲学者。ルーアンで法律家の息子として生まれる。パリに出て母方の伯父で,劇作家のトマ・コルネイユの世話をうけ,サロン出入りし,劇作に手をそめたり,《メルキュール・ギャラン》誌の編集にたずさわる。当時の文壇を二分した〈新旧論争〉では近代派の側について活躍し,《新・死者たちの対話Nouveaux dialogues des morts》(1683)を発表した。この作品は逆説にみちた24編の対話より成り,古代人の絶対的権威を否定して人間の本性が一貫して変わらないことを主張している。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

フォントネル【Bernard Le Bovier de Fontenelle】

1657~1757) フランスの啓蒙思想家・劇作家。人間の自己中心的思考の虚妄を衝く。科学学士院の総裁。著「世界多数問答」「神託の歴史」

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フォントネル
ふぉんとねる
Bernard Le Bovier de Fontenelle
(1657―1757)

フランスの思想家。ルーアン生まれ。大悲劇作家ピエール・コルネイユと、その弟の劇作家トーマ・コルネイユの甥(おい)。初めトーマの影響でいくつか劇作を書いた。彼が脚光を浴びるのは『死者たちとの対話』Dialogues des morts(1683)からで、この作品には、のちに彼が得意とするしゃれた文体で科学思想の普及を説く萌芽(ほうが)がみられる。彼の傑作と目されるのは、1686年に発表した『世界の多数性についての問答』Entretiens sur la pluralit des mondesと、続いて世に問うた『神託の歴史』Histoire des oracles(1687)の2作である。前者においては社交界の貴夫人を相手に洗練された対話でコペルニクスの真理を語り、後者では奇跡を退け、科学の進歩を説いた。いわゆる「新旧論争」では近代派にくみし、1697年に科学アカデミー会員に選ばれてからは終身書記を務め、自由思想家(リベルタン)と百科全書派(アンシクロペディスト)との橋渡し的役割を果たした。まれな長寿を全うした人としても知られる。[市川慎一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のフォントネルの言及

【自由思想家】より

…広くは考え方と生き方において,宗教的権威から自由であろうとする者をいい,この意味ではエピクロスやルクレティウスなど,古代ギリシア・ローマの哲学者から18世紀の啓蒙思想家たち,さらには19世紀フランスのコント,ルナンなどや19世紀ドイツのフォイエルバハ,D.F.シュトラウス,マルクスなどをも自由思想家に数えることができる。しかし通常は,特に17世紀フランスの〈リベルタンlibertin〉と17世紀末,18世紀初めのイギリスの〈フリー・シンカーfree thinker〉を指すことが多い。…

※「フォントネル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

フォントネルの関連キーワードマルブランシュルーアン大聖堂ルヌービエベルクソン法律家マンデスフランス淡野安太郎ドノーボアギュベールル・センヌ

今日のキーワード

災害派遣

天災地変その他の災害に際して,人命または財産の保護のために行なわれる自衛隊の派遣。災害出動ともいう。都道府県知事などの要請に基づいて,防衛大臣が派遣することを原則とするが,特に緊急を要する場合,要請を...

続きを読む

コトバンク for iPhone

フォントネルの関連情報