野槌(読み)ノツチ

デジタル大辞泉 「野槌」の意味・読み・例文・類語

の‐つ‐ち【野×槌】

《「のづち」とも》
《野のの意》野の神。
「次に草のおや草野姫かやのひめを生む。亦は―と名づく」〈神代紀・上〉
野にすむマムシサソリの類。〈名義抄
化け物一種
「―といふは、常にもなき獣なり」〈沙石集・五〉

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デジタル大辞泉プラス 「野槌」の解説

野槌(のづち)

日本妖怪。蛇のような姿で頭頂部に口だけがあり、山奥に住む草木の霊とされる。ツチノコと同一視されることもある。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「野槌」の解説

野槌 (ノツチ)

植物バラ科の多年草,園芸植物,薬用植物ワレモコウ別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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