鎮痙剤(読み)チンケイザイ

デジタル大辞泉 「鎮痙剤」の意味・読み・例文・類語

ちんけい‐ざい【鎮×痙剤】

痙攣けいれんをしずめ疼痛とうつうを緩和する薬。鎮痙薬

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鎮痙剤」の意味・読み・例文・類語

ちんけい‐ざい【鎮痙剤】

〘名〙 痙攣(けいれん)をしずめる薬剤。大脳皮質性の痙攣、すなわち、てんかんにはフェノバルビタール、脊髄性痙攣にはマイアネシン、末梢神経性にはキニーネ、気管支筋にはアドレナリン消化器にはアトロピン系剤などを用いる。〔和英語林集成再版)(1872)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「鎮痙剤」の意味・わかりやすい解説

鎮痙剤
ちんけいざい
antispasmodics

平滑筋けいれん抑制する薬剤。古くはベラドンナが用いられた。現在は抗アセチルコリン剤,平滑筋弛緩剤が使用されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報