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鎮痙薬 ちんけいやく

大辞林 第三版の解説

ちんけいやく【鎮痙薬】

内臓平滑筋の収縮・緊張を緩解し、それによる痙攣けいれん性疼痛を除く薬。アトロピン・パパベリンなど。

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百科事典マイペディアの解説

鎮痙薬【ちんけいやく】

平滑筋痙攣(けいれん)をしずめて痛みを和らげる薬剤。気管支喘息(ぜんそく),胃腸痙攣,胆石痛などに適用される。向神経性と向筋性に分類される。前者にはアトロピンなどの副交感神経抑制剤があり,後者にはパパベリンやノイパパベリンなどが属する。また塩酸・ジサイクロミン(ベンチール)は両方の作用を有する。このほか骨格筋に作用する抗痙攣薬も鎮痙薬に含めることがある。
→関連項目頭痛腟痙攣テトロドトキシン

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世界大百科事典 第2版の解説

ちんけいやく【鎮痙薬 antispasmodic】

内臓平滑筋の異常な収縮・痙攣(けいれん)をゆるめ,痙攣による内臓痛を除く薬物をいう。2種類に大別され,一つはアトロピンによって代表される副交感神経抑制薬(抗コリン薬)で,向神経性鎮痙薬とかアトロピン様作用薬ともいう。アセチルコリンと抑制的に拮抗し,神経の興奮の伝達を遮断し,痙攣をゆるめる。他の一つは平滑筋細胞に直接作用して痙攣を抑える薬物で,向筋肉性鎮痙薬あるいはパパベリンがこの代表的な薬物であることから,パパベリン様作用薬などともいう。

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