鏡光照(読み)かがみ みつてる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鏡光照」の解説

鏡光照 かがみ-みつてる

1837-1915 幕末-明治時代の和算家
天保(てんぽう)8年8月8日生まれ。江戸で下総(しもうさ)佐倉藩(千葉県)の高橋卯之助に,さらに内田五観(いつみ)にまなび,文久2年佐倉藩につかえた。維新後,西洋数学をおさめ,明治3年藩の洋算学教授となり,7年陸軍兵学寮数学教官に任じられた。大正4年12月20日死去。79歳。出羽(でわ)村山郡(山形県)出身通称は久八,一造。編著に「算法称平術評解」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android