願掛(読み)ガンカケ

デジタル大辞泉 「願掛」の意味・読み・例文・類語

がん‐かけ〔グワン‐〕【願掛(け)】

[名](スル)神仏に願い祈ること。願望を実現させるために、神仏に誓いを立てること。百度参り水ごり断ち物などを同時に行うことが多い。「酒を断って願掛けする」
[類語]立願誓願代願祈り祈念祈祷加持黙祷祈願発願願う

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「願掛」の意味・読み・例文・類語

がん‐がけ グヮン‥【願掛】

〘名〙 (「がんかけ」とも) 神仏に願い祈ること。また、その願いがかなうように、物断(ものたち)百度参りなどをして神仏に誓い祈ること。願立て。立願。
※雑俳・柳多留‐四(1769)「願かけに来たとすだれの外でいひ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android