類は友を呼ぶ(読み)ルイハトモヲヨブ

デジタル大辞泉 「類は友を呼ぶ」の意味・読み・例文・類語

るいとも

気の合った者や似通った者は自然に寄り集まる。類をもって集まる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

故事成語を知る辞典 「類は友を呼ぶ」の解説

類は友を呼ぶ

気の合う者や似た者同士は、自然と集まるものだ、ということ。

[使用例] 類は友を呼ぶ、とかいうけれど、先生生徒も遊ぶのが大好きな人ばかりで[高峰秀子わたしの渡世日記|1976]

[由来] 「易経けい・上」に出て来る一節から。「ほうは類を以てあつまり、物は群を以て分かる(変化方向が同じようなものは自然と集まり、集まったものがそれぞれ群れを作ることになる)」とあります。「類は友を呼ぶ」は、この「類を以て聚まる」から変化したものだと考えられています。

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ことわざを知る辞典 「類は友を呼ぶ」の解説

類は友を呼ぶ

気の合った者や趣味などが似かよった者は、おのずから集まるものである。

[使用例] 類は友を呼ぶ、とかいうけれど、先生も生徒も遊ぶのが大好きな人ばかりで[高峰秀子*わたしの渡世日記|1976]

[解説] 「易経―繋辞・上」の「方は類を以て集まり、物は群を以て分かたる」から派生したと考えられます。

異形〕類は友をもって集まる

[類句] 同気相求める

英語〕Birds of a feather flock together.(同じ羽の鳥は群れる)

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