魚尾(読み)ギョビ

デジタル大辞泉 「魚尾」の意味・読み・例文・類語

ぎょ‐び【魚尾】

和本で、用紙中央、各丁の折り目の部分にある魚の尾の形をした飾り。
人相学で、目尻のこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「魚尾」の意味・読み・例文・類語

ぎょ‐び【魚尾】

〘名〙
① 魚の尾。
※臨済録沢庵抄(1627)漸「々は魚尾の長き貌也」
② 人相学で目尻をいう。ここにほくろや傷などあるのは女難の相といわれた。
※雑俳・柳多留‐二九(1800)「魚尾の黒子で妾斗り御てうあひ」
和書などの折り目(版心)にある魚の尾形の飾り。白魚尾と黒魚尾とがある。

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普及版 字通 「魚尾」の読み・字形・画数・意味

【魚尾】ぎよび

魚の尾。

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