普及版 字通「魚(漢字)」の解説
魚
常用漢字 11画
[字訓] うお・さかな
[説文解字]

[甲骨文]


[金文]


[字形] 象形
魚の形。〔説文〕十一下に「水蟲なり。象形。魚尾と燕尾と相ひ似たり」という。金文に魚を図象とするものが多く、王室の祭祀に、魚を供薦する部族があったのであろう。〔春秋、隠五年〕「

[訓義]
1. うお、さかな。水中の動物の称。
2. うおをとる、すなどる。
[古辞書の訓]
〔和名抄〕魚 宇乎(うを)、俗に云ふ、伊乎(いを) 〔名義抄〕魚 ウヲ・イヲ
[部首]
〔説文〕に〔新附〕と合わせて百五字、〔玉



[声系]
〔説文〕に魚(ぎよ)声として





[語系]
魚・漁ngiaは同声。漁は動詞。卜文には釣魚の形に作り、また衆魚の形に従う。〔説文〕は

[熟語]
魚衣▶・魚乙▶・魚塩▶・魚蝦▶・魚花▶・魚蟹▶・魚介▶・魚膾▶・魚














[下接語]
衣魚・嘉魚・旱魚・乾魚・貫魚・観魚・奇魚・金魚・鯨魚・献魚・懸魚・枯魚・江魚・香魚・蛟魚・


出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報