デジタル大辞泉
「鶯茶」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
うぐいす‐ちゃ うぐひす‥【鶯茶】
※
浄瑠璃・山崎与次兵衛寿の
門松(1718)上「春しり顔に
七つ屋の蔵の戸出るうぐひす茶の、
布子の袖を」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
うぐいすちゃ【鶯茶】
色名の一つ。JISの色彩規格では「暗い灰みの黄」としている。一般に、茶色がかった黄緑色のこと。鶯色と同じく、スズメ目ウグイス科ウグイスの羽の色をさす。実際に羽の一部に茶色みがかった部分があり、あくまでも印象としての色合いなので、見方によっては鶯色にも鶯茶にも見える。江戸時代に流行した着物の色の一つで、女性が好んだとされる。
出典 講談社色名がわかる辞典について 情報