デジタル大辞泉 「アイソトープ治療」の意味・読み・例文・類語 アイソトープ‐ちりょう〔‐チレウ〕【アイソトープ治療】 放射性同位元素(ラジオアイソトープ)を含む薬剤を特定の臓器や組織に集積させ、薬剤から放出される放射線によって、癌がん細胞などの標的細胞を破壊する治療法。核医学治療。RI内用療法。放射性同位元素内用療法。内照射療法。非密封小線源治療。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
共同通信ニュース用語解説 「アイソトープ治療」の解説 アイソトープ治療 放射性医薬品を患者が服用し、がん細胞などに体内で放射線を当てる治療。核医学治療ともいう。手術で取り切れなかったり肺などに転移したりした甲状腺がんには放射性ヨウ素、骨に転移した前立腺がんには放射性ラジウムを使う。がん以外では、甲状腺ホルモンの分泌が盛んになる甲状腺機能亢進こうしん症の治療にも使われる。年間1万数千件実施されている。周囲の人の被ばくを避けるため、患者は放射線を遮る機能を備えた専門の病室に一定期間入院する。投与量が少ない場合は日帰り治療もある。服用した放射性医薬品は尿や汗などで体外に排出される。更新日:2019年12月12日 出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報 Sponserd by