アクチニジン

化学辞典 第2版 「アクチニジン」の解説

アクチニジン
アクチニジン
actinidine

C10H13N(147.22).マタタビ科マタタビActinidia polygamaの葉,果実などから得られるモノテルペンアルカロイド.同植物からはモノテルペンマタタビラクトンも得られるが,ともにネコ属動物に対して特有の興奮作用を示す.無色液体.融点100~103 ℃(1.2 Pa).-7.2°(クロロホルム).ピクリン酸塩は黄色結晶.融点143 ℃.[CAS 524-03-8]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

栄養・生化学辞典 「アクチニジン」の解説

アクチニジン

 マタタビの果実,葉,茎から得られるアルカロイドで,ネコの大脳などを麻痺させるために,ネコが好む性質がある.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む