アクティブシニア(読み)あくてぃぶしにあ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「アクティブシニア」の意味・わかりやすい解説

アクティブシニア
あくてぃぶしにあ

自分なりの価値観をもち、定年退職後にも、趣味やさまざまな活動に意欲的な、元気なシニア層。とくに、2007年(平成19)以降に定年を迎えた団塊の世代をさすことが多い。団塊の世代は1960年代に青春時代を過ごし、若いときから大量消費文化を牽引(けんいん)してきた。そのため、流行に敏感で、ライフスタイルにもこだわりをもっている点が特徴とされてきた。60歳代に達しても従来のような高齢者を対象にした、温泉旅行といったステレオタイプなレジャーには満足せず、値が張っても満足のいく旅行プランを設計する。山登り、コンサート巡り、クルーズ(巡航)など、そのこだわり方は多彩である。そこで、旅行業各社はアクティブシニアを対象にきめ細かい旅行プランを設計する専用デスクなどを用意して、囲い込みを図ろうとしている。

 アクティブシニアは消費意欲も旺盛(おうせい)で、高級デジタルカメラ、大型テレビ、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)など、時代の最先端をゆく商品やサービスにも興味をもっている。1(ワン)ボックスカーを改造したキャンピングカーや大型のオートバイにも人気が集まっている。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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