アクトベ(英語表記)Aqtöbe

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アクトベ」の意味・わかりやすい解説

アクトベ
Aqtöbe

カザフスタン北西部,アクトベ州州都。旧アクチュービンスク Aktyubinsk。ウラル山脈南麓の丘陵地帯にあり,ウラル川支流のイレク川に臨む。 1869年要塞として建設された。 1878年以後ロシアの農民移住,豊かな南ウラルの農産物集散地として,また中央アジアとロシアの交易中心地として発展。第2次世界大戦中,東のムゴジャルイ丘陵に産するニッケルやクロムを利用する鉄合金工場が建設された。ほかに製粉食肉,農業機械,レントゲン撮影機などの工場がある。医科大学,教育大学や郷土博物館がある。ロシアのオレンブルグとウズベキスタンの首都タシケントを結ぶ鉄道が通る。人口 25万 3100 (1999) 。

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