デジタル大辞泉 「アシュケロン」の意味・読み・例文・類語 アシュケロン(Ashqelon) イスラエル中西部の都市。テルアビブヤッファの南約50キロメートル、地中海に面する。東郊に、紀元前2000年頃にさかのぼる古代都市遺跡アスカロンがある。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アシュケロン」の意味・わかりやすい解説 アシュケロンAshqelon イスラエル,地中海沿岸平野南部の都市。ガザの北方約 20kmに位置する。古代のカナーン人の町で,エジプトのラムセス2世に占領 (前 13世紀) され,のちペリシテ人,アッシリア人,ペルシア人の領有となる。ローマ時代には港として発展。ヘロデ大王の生地でもある。十字軍時代はエスカロンと呼ばれ,戦場となる。 1948~49年のバレスチナ戦争後にユダヤ人が入植し工業都市として発展した。アカバ湾にのぞむエーラトから石油パイプラインが延び,繊維,プラスチック,自動車部品などの工業が盛ん。ローマ時代や十字軍時代の遺跡が多い。人口5万 6800 (1990推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by