アスエロ半島(読み)あすえろはんとう(その他表記)Península de Azuero

日本大百科全書(ニッポニカ) 「アスエロ半島」の意味・わかりやすい解説

アスエロ半島
あすえろはんとう
Península de Azuero

中央アメリカ、パナマ西部の太平洋岸から南へ突き出た半島。長さ、幅約100キロメートルの正方形状で、パナマ湾の西に位置する。南部山岳雨量が多く森林が卓越している。北部平地サバナが広がっている。牧畜、サトウキビ栽培などの開発が進み、かつては先住民文明も栄えた。北部をパン・アメリカン・ハイウェー東西に貫通している。

[今野修平]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アスエロ半島」の意味・わかりやすい解説

アスエロ半島
アスエロはんとう
Península de Azuero

パナマ中西部,太平洋岸の半島。パナマ本土から南南東方向に約 100kmにわたって突出し,西はモンティホ湾,東はパナマ湾に面する。最大幅約 100km。山がちで最高点 935m。主要都市はチトレ,ロスサントス,ラスタブラスなどで,東岸に集り,パンアメリカン・ハイウェーから分岐する道路が通じる。

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