アセトンジカルボン酸(読み)アセトンジカルボンサン

化学辞典 第2版 「アセトンジカルボン酸」の解説

アセトンジカルボン酸
アセトンジカルボンサン
acetonedicarboxylic acid

3-oxopentanedioic acid,C5H6O5(146.10).β-ケト酸の一種.クエン酸に発煙硫酸を作用させるか過マンガン酸塩で酸化すると得られる.

HOCO-CH2COCH2-COOH.

無色の針状結晶.融点135 ℃(分解).水,エタノールに可溶,エーテル,酢酸エチルに難溶,クロロホルム,リグロインに不溶.加熱すると分解してアセトンと二酸化炭素になる.エステルは芳香臭の液体.アセト酢酸エチルのように2個のメチレン基の水素は反応しやすい.塩化鉄(Ⅲ)により紫色を呈する.[CAS 542-05-2]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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