アチンスク(その他表記)Achinsk

デジタル大辞泉 「アチンスク」の意味・読み・例文・類語

アチンスク(Achinsk/Ачинск)

ロシア連邦中部、クラスノヤルスク地方都市チュルイム川沿いに位置し、シベリア鉄道が通る。付近カンスク‐アチンスク炭田がある。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アチンスク」の意味・わかりやすい解説

アチンスク
Achinsk

ロシア中東部,東シベリアクラスノヤルスク地方南部の都市。クラスノヤルスクの西約 150kmにあり,チュルイム川にのぞむ。シベリア横断鉄道の主要駅の一つで,ここからアバカン,アバラコボ両方面へ支線が分岐する。市の起源は古く,1621年建設され,1782年市となり,交通の要地として栄えた。その後シベリア開発の中心都市の一つとして人口が急増した。 1969年霞石を原料とする大アルミナ製造工場がつくられ,クラスノヤルスク,ブラーツクシェレホフのアルミニウム工場に原料を送っている。そのほか,セメント,食品 (食肉,製粉) などの工業があり,最近石油精製工場が建設された。人口 10万9156(2010)。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「アチンスク」の意味・わかりやすい解説

アチンスク
あちんすく
Ачинск/Achinsk

ロシア連邦中部、クラスノヤルスク地方の都市。チュルイム川の右岸にあり、シベリア鉄道などの交点に位置し、水陸交通の要地。人口12万2400(1999)。工業は農産物加工(穀物、肉、乳業飼料)、雲母(うんも)加工、機械修理、建設資材、毛皮縫製履き物、家具、アルミナ製造など。アルミナはクラスノヤルスクのアルミニウム工場へ送られる。付近にはアチンスク褐炭田がある。市は1682年に建設。

[三上正利]

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