アドレト(その他表記)Adret, Solomon ben Abraham

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アドレト」の意味・わかりやすい解説

アドレト
Adret, Solomon ben Abraham

[生]1235頃.バルセロナ
[没]1310頃.バルセロナ
スペインのラビ。律法編纂者。ラシュバ Raschbaとも呼ばれる。師ナッハマニデスと同様,当時の護教論争に加わり,イスラム教を非難した。またナッハマニデスの弟子としてカバラには尊敬と関心を示したが,アブラハム・アブラフィアの新しいカバラの方向には反対した。タルムードに関する論文,そのほか著述がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む