あのりふぐ

事典 日本の地域ブランド・名産品 「あのりふぐ」の解説

あのりふぐ[水産]

東海地方三重県の地域ブランド。
伊勢湾を含む遠州灘から熊野灘にかけての海域で漁獲される、体重700g以上の天然トラフグが、あのりふぐ。安乗漁港中心に水揚げされていることから、この名がある。延縄漁法で漁獲される。餌となるプランクトン小魚が豊富な伊勢湾の安乗岬で春に生まれ、秋になると潮の早い外洋で身が引き締められる。船上入札がおこなわれ、品質保持のため魚に触れる機会が少なくなるようつとめられている。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「あのりふぐ」の解説

あのりふぐ

三重県、安乗(あのり)漁港を中心に水揚げされる天然トラフグのブランド名志摩半島から伊勢湾、遠州灘にかけての海域で、延縄漁法により漁獲された天然トラフグのうち、体重700g以上のもの。県により「三重ブランド」に認定されている。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android