コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

安乗 あのり

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

安乗
あのり

三重県東部,志摩半島南東部,志摩市南東部の地区。1889年安乗村として村制施行。1955年 1町 5村と合体して阿児町となり,2004年 4町と合体して志摩市となった。的矢湾の湾口部に位置し,沿岸漁業が行なわれる。中世,九鬼嘉隆の頃に始まると伝えられる安乗の人形芝居(国の重要無形民俗文化財)で知られ,19世紀前半の人形の首が残る。最盛期は江戸時代中期で,大正期末から中断していたが第2次世界大戦後復活し,毎年 8月15日,八幡神社の祭日に奉納される。付近の安乗岬は,江戸時代に幕府直営の灯明台が置かれたところで,今日も安乗埼灯台がある。伊勢志摩国立公園に属する。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

安乗の関連情報