アフタリオン(その他表記)Aftalion, Albert

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アフタリオン」の意味・わかりやすい解説

アフタリオン
Aftalion, Albert

[生]1874.10.21. ルセ
[没]1956.12. ザボア,シャンベリー
ブルガリア生れのフランスの経済学者。リール大学教授,パリ大学経済学,統計学教授 (1925~39) 。貨幣理論,景気変動理論の研究家。のちに J. M.クラーク命名により今日加速度原理と呼ばれるものの先駆的提唱者。また第1次世界大戦後のフランスやヨーロッパの物価為替の変動は,心理的要因によるとする貨幣心理説,為替心理説の提唱者としても著名主著『周期的過剰生産恐慌論』 Les crises périodiques de surproduction (2巻,13) ,『貨幣・物価・為替論』 Monnaie,prix et change (27) など。

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