旺文社世界史事典 三訂版 「アフリカの角戦争」の解説
アフリカの角戦争
アフリカのつのせんそう
ソマリアはエチオピア革命の混乱に乗じて,ソマリ族の多いオガデン地方に侵入したが,ソ連がエチオピアを支援し,ソマリア軍は1978年撃退された。「アフリカの角(Horn of Africa)」とは,エチオピア・ジブチ・ソマリア・エリトリアから構成される,インド洋と紅海に面する,アフリカ大陸東部の地域の通称。戦略上の要地であり,複雑な民族構成,宗教上の問題(イスラーム教徒とコプト派キリスト教徒が混在)などの要因のため,紛争が続いている。
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