アブ-シンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群(読み)アブシンベルからフィラエまでのヌビアいせきぐん

世界遺産詳解 の解説

アブシンベルからフィラエまでのヌビアいせきぐん【アブ-シンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群】

1979年に登録された世界遺産(文化遺産)で、エジプト南部、ナイル川上流のアスワン県にある。ヌビアは、アスワンからアブ・シンベルまでのナイル川沿いの地域。古代遺跡群が多数残っていたが、1960年代に、アスワン・ハイ・ダムの建設計画によってダム湖に水没する危機にあった。これに対し、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の救済活動が行われ、壮大な岩窟神殿、アブ・シンベル大神殿が64m上の丘に、フィラエ島にあったイシス神殿は、アギルキア島に移築され保護されたほか、数多くの遺跡が移築された。歴史上重要な遺跡として評価され、世界遺産に登録された。◇英名はNubian Monuments from Abu Simbel to Philae

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

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