アブドゥッ・ラフマーン・イブン・ルスタム(その他表記)`Abd al-Raḥmān ibn Rustam

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

アブドゥッ・ラフマーン・イブン・ルスタム
`Abd al-Raḥmān ibn Rustam

[生]?
[没]784
アルジェリアのイスラム王朝ルスタム朝 (779~909) の創始者イスラム教の異端派ハワーリジ派なかで比較的穏健なイバード派は,北アフリカ影響力をもっていた。イブン・ルスタムはイバード派を支持する人々を結集してアルジェリア西部のターハルトに根拠地をつくり,みずからイバード派のイマーム (教主) と称して独立政権をつくった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android