ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説
アブドゥル・ラフマーン1世
アブドゥル・ラフマーンいっせい
`Abd al-Rahmān I
[没]788.9. コルドバ
イベリア半島の後ウマイヤ朝の創始者 (在位 756~788) 。ウマイヤ朝第 10代カリフ,ヒシャームの孫。ウマイヤ朝の滅亡後,一族虐殺の難を逃れて逃亡し,755年イベリア半島に上陸。翌年アッバース朝のアミールの軍を破り,アンダルシアのアミールと称してコルドバに政権を樹立した。スペインではアブデラマン1世として知られる。
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