ヒシャーム1世(読み)ヒシャームいっせい(その他表記)Hishām I

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヒシャーム1世」の意味・わかりやすい解説

ヒシャーム1世
ヒシャームいっせい
Hishām I

[生]757
[没]796
スペインにおける後ウマイヤ朝第2代のアミール (在位 788~796) 。後ウマイヤ朝の始祖アブドゥル・ラフマーン1世 (在位 756~788) のあとをうけて位についた。キリスト教国への侵攻,マーリク派法学のスペインへの導入コルドバの大モスクの建設などで知られている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android