アミロプシン(その他表記)amylopsin

翻訳|amylopsin

デジタル大辞泉 「アミロプシン」の意味・読み・例文・類語

アミロプシン(amylopsin)

アミラーゼの一。すい臓・膵液中に含まれる消化酵素膵液アミラーゼ

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精選版 日本国語大辞典 「アミロプシン」の意味・読み・例文・類語

アミロプシン

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] amylopsin ) 消化酵素アミラーゼの一つすい臓より分泌され、でんぷんを麦芽糖に分解する。すい臓アミラーゼ。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アミロプシン」の意味・わかりやすい解説

アミロプシン
amylopsin

膵 (液) アミラーゼの旧語。アミラーゼは糖類を分解する消化酵素で,主として唾液腺膵臓から分泌される。膵臓の障害があると血液や尿の中にアミラーゼが漏れ出てくるので,血清・尿中のアミラーゼを測定すると,膵炎膵癌などの診断に役立つ。

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栄養・生化学辞典 「アミロプシン」の解説

アミロプシン

 膵臓で作られるα-アミラーゼの旧称で,消化管に分泌される消化酵素.

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世界大百科事典(旧版)内のアミロプシンの言及

【消化】より

…唾液腺アミラーゼの至適pHは6~7であり,胃の上部に食物と唾液の混和したものが停留している間,消化は進行する(これを胃内消化という)が,胃酸と混和するとその活性は失われる。食物が胃から十二指腸に送られると,膵臓から分泌されるα‐アミラーゼ(アミロプシン)により再び消化は進行する。膵液アミラーゼは,唾液アミラーゼと類似の性質をもっている。…

※「アミロプシン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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