アラビアオリックスの保護区(読み)アラビアオリックスのほごく

世界遺産詳解 の解説

アラビアオリックスのほごく【アラビアオリックスの保護区】

1994年にオマーンの世界遺産(自然遺産)として登録された。アラビアオリックスは想像上の動物であるユニコーンのモデルになったといわれているウシ科オリックス属の草食動物。この動物の特徴ある角を狙う狩猟が原因で、1972年に野生種が絶滅した。アラビアオリックスを育成するために、オマーン国王カブース・ビン・サイードが1982年にアメリカから譲り受けた10頭を、オマーン中央部の砂漠の丘陵地帯ジダッド・アル・ハラシース平原に放し飼いで野生に戻し、同地域を保護区として設定した。この保護区にはアラビアオリックスのほか、アラビアオオカミ、アラビアガゼル、カラカル、ヌビアアイベックス、フサエリショウノガン、ラーテルなどが生息している。しかし、残念ながら、環境悪化やオマーンの国内事情などにより2007年に登録抹消された。世界遺産のなかで登録を抹消されたのは、これが初めてのケースである。◇英名はArabian Oryx Sanctuary

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

立春から数えて 88日目で,現行暦では5月2日頃にあたる。八十八夜を過ぎればもはや晩霜も終りになるので,農家ではこれを種まきや茶摘み,その他の農作業開始の基準としている。日本では明暦3 (1657) ...

八十八夜の用語解説を読む